【失敗しない】ベッドキットの正しい選び方7選!何で選ぶのが正解?

車中泊・キャンプ用途に人気の「ベッドキット」。

特にハイエースなどの車種では、非常に高い割合でベッドキットが導入されています。

そのため、ベッドキットにはさまざまな種類があり、どのベッドキットを選べばよいのか迷ってしまう方もいることでしょう。

この記事では、失敗しないためのベッドキットの選び方を厳選してご紹介します。

目次

ベッドキットの正しい選び方7選!

ベッドキットの選び方は、以下の7つを参考にして選ぶとよいでしょう。

  • 車種に適したベッドキットを選ぶ
  • 価格で選ぶ
  • ベッドキットの構造で選ぶ
  • 耐荷重で選ぶ
  • 高さ調節機能で選ぶ
  • 取り付け方法で選ぶ
  • ほかの装備との干渉がないかで選ぶ

車種に適したベッドキットを選ぶ

まず大前提として、自分の車種専用または対応しているベッドキットを選びましょう。

ハイエースやキャラバンは似た用途で利用されていますが、荷室の寸法や形状が異なります

そのため、ハイエース専用のベッドキットをキャラバンに取り付けることはできません。

価格で選ぶ

ベッドキットの価格帯は数万円から十数万円まで幅があります。

安価なものはDIY感覚で導入できますが、耐久性や快適性に難があります

一方、高価な製品はマットの厚みや構造がしっかりしており、長期間使いたい方におすすめです。

自分の予算と使用頻度に応じて選びましょう。

ベッドキットの構造で選ぶ

ベッドキットの構造は、大きく分けて固定式と跳ね上げ式の2つに分類できます。

  • 固定式…常時ベッドキットを設置するタイプ
  • 跳ね上げ式…使用しない時にベッドキットを収納できるタイプ

固定式であればベッドとして使わない時間は仕切りとして利用できます。

一方、跳ね上げ式はベッドキットが邪魔にならないため、荷室を広々と活用できます。

跳ね上げ式は便利ですが、固定式ベッドキットよりも非常に高価で、15万円を超えるものも多いです。

耐荷重で選ぶ

ベッドキットを選ぶ際は耐荷重も頭に入れておきましょう。

たとえば、60kgの成人男性がベッドキットを利用する場合、耐荷重100kgのベッドキットでも、耐荷重200kgのベッドキットでも使用には問題ありません。

しかし、耐荷重200kgのベッドキットの方が横になった時の安定感は高いです。

ベッドキットは寝床として利用するだけでなく、仕切りとしてベッドキットの上に荷物を置くことも考えられるため、耐荷重も必ず確認しておきましょう。

高さ調節機能で選ぶ

高さ調節機能の有無も確認しましょう。

高価なベッドキットでも、必ずしも高さ調節機能がついているとは限りません。

高さ調節ができると、ベッドキット下のデッドスペースを活用しやすくなります

高さ調節機能がついていても、固定具を使わず簡易的に高さを調節しているタイプもあります。

その場合、安定性に欠けたり、走行中にガタガタ、グラグラする可能性があるため、高さ調節の固定方法も確認しましょう。

取り付け方法で選ぶ

専門的な工具が不要で取り付けできるタイプから、ボルトでガッチリと固定が必要な本格仕様までさまざまです。

簡単に脱着したい方や、車検対応が気になる方は、専門的な工具なしで着脱可能なタイプが適しています。

しかし、簡単に脱着できてしまうものは強度が高いとはいえないため、強度の重視したい方はボルト留めのベッドキットを選びましょう。

ほかの装備との干渉がないかで選ぶ

ハイエースにはベッドキットだけでなく、棚やスライドフロアを設置可能です。

ベッドキットの耐荷重性能を高めるために補強バーを取り付ける場合がありますが、ほかの設置パーツに干渉してしまうことがあるため、注意しなければなりません。

ベッドキットの選び方に関するよくある質問

ベッドキットの選び方に関するよくある質問を2つまとめました。

  • ベッドキットはスライドフロアと併用できる?
  • 古い型式のハイエースにベッドキットは利用できる?

ベッドキットはスライドフロアと併用できる?

ベッドキットはスライドフロアと併用できますが、必ずしも併用できるとは限りません

ベッドキット下のデッドスペースを収納場所として利用できるメリットがある一方で、荷物を取り出しにくくなるデメリットがあります。

スライドフロアを活用すればそのデメリットを解消できるため、多くの方がスライドフロアと併用しています。

同じメーカーのパーツであれば干渉しないように制作されていることが多いです。

しかし、ベッドキットとスライドフロアを異なるメーカーから購入すると、ほかのパーツを取り付けることを考えて設計されておらず、互いに合わない可能性があります。

製造元、販売元の違いに十分注意して選びましょう。

古い型式のハイエースにベッドキットは利用できる?

現行の国内モデル(200系 1~8型)は、発売から20年以上ボディ骨格と荷室のネジ穴位置が変わっていません。

そのため、古いハイエースであっても200系であればベッドキットは利用できます。

100系以前のハイエースや海外向けの300系は構造が異なるため、設置できません。

型式に合ったベッドキットであることを確認の上、購入しましょう。

まとめ:自分に適したベッドキットを選ぼう

ベッドキットにはさまざまな種類があります。

高価なものだからといって必ずしも品質がよいとは限りません。

本記事で紹介した7つの選び方を頭に入れて、自分に適したベッドキットを選んでいただければと思います。

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