スライドフロアは、ハイエースなどの商用バンを利用する方に人気のパーツです。
安くても5万円以上、高ければ30万円以上するパーツで、どのスライドフロアを選ぶか悩まれている方も多いことでしょう。
純正のスライドフロアを取り付けておけば問題ないのでは?と感じる方もいるかもしれませんが、自動車メーカーはスライドフロアを製作していません。
本記事では、初めてのスライドフロア選びで後悔しないように正しい選び方を紹介します。
スライドフロアを取り付けた状態をイメージしながらご覧いただければと思います。
スライドフロアの正しい選び方7選
スライドフロアは以下の7つを参考にして選びましょう。
- 価格帯で選ぶ
- 耐荷重で選ぶ
- 用途に合わせて選ぶ
- 強度の高さで選ぶ
- 取り付け・取り外しやすさで選ぶ
- 天板の有無で選ぶ
- スライド機能で選ぶ
それぞれ解説します。
価格帯で選ぶ
スライドフロアは安いものだと5万円程度で手に入りますが、高いものだと30万円を超えるものも存在します。
高価なスライドフロアが必ずしもよいものとは限りませんが、高いものの方が素材や構造、強度にこだわっている場合が多いです。
安価な製品はDIY的な製品が多く、耐久性や使い勝手に不安が残る場合があります。
質の高いスライドフロアを購入したいのであれば、10万円以上の予算が必要になるでしょう。
耐荷重で選ぶ
スライドフロアの選び方において、耐荷重は重要なポイントとなります。
一般的には100〜150kg程度のスライドフロアが多いです。
表記されている耐荷重が、スライドフロアを閉じた状態の耐荷重なのか、広げた状態での数値なのかも確認しておきましょう。
荷物が耐荷重内に収まっていても、重量のあるものを置いて広げると、たわみが発生することは少なくありません。
どの程度の耐荷重があり、どの程度たわむのかを把握しておけば、スライドフロア選びで失敗することは少なくなるでしょう。
TKP-スライドフロアは、広げた状態で180kgの耐荷重となっており、高強度なスライドフロアです。
用途に合わせて選ぶ
- 現場仕事で重い荷物を乗せる
- 運送業をしており、耐荷重と荷物の安定が必要
- キャンプ道具をたくさん載せる
- 軽量な釣具を載せる
上記のように、スライドフロアを購入したい方の用途はさまざまです。
耐荷重が高く、丈夫なスライドフロアを選んでおけば失敗することは少ないですが、強度が低めのスライドフロアを購入してしまうと、用途に適さない可能性があるため注意しましょう。
強度の高さで選ぶ
スライドフロアを選ぶ際は強度の高さにも注目しましょう。
市販されているスライドフロアの多くは、ボルトで固定されていますが、溶接加工の方が強度が高く、壊れにくさや耐荷重につながります。
スライドレールが剥き出しの状態になっているものもありますが、強度や安全性の低さに影響が出ます。
ただし、溶接での加工には技術が必要となるため、市販されているスライドフロアで溶接加工されているものは多くありません。
TKP-スライドフロアは溶接加工のため、高い強度のスライドフロアを選びたい方はご検討いただければと思います。
取り付け・取り外しやすさで選ぶ
スライドフロアを使う機会が限られる方は、取り付け・取り外しやすさも考慮して選びましょう。
後部座席を使わずにスライドフロアを取り付けることになりますが、大人数での移動などで取り外す機会が多いのであれば、脱着のしやすさも重視しましょう。
取り付け・取り外しが簡単なら利便性が高くなりますが、その分強度が落ちる場合が多いです。
利便性と強度のどちらを選ぶべきか慎重に判断しましょう。
天板の有無で選ぶ
スライドフロアとは、スライドレールを取り付けられるフレーム一式を指すことが多いため、天板なしで販売されている場合も多いです。
天板が別売りとなる場合、追加で費用がかかりますし、フレームに合った天板を加工する手間もかかるため注意しましょう。
TKP-スライドフロアは当サイト経由で購入いただいた場合に限り、同価格で天板付きとさせていただいております。
スライド機能で選ぶ
スライドフロアが価格や強度に目がいきがちですが、スライド機能が最も重要なポイントです。
- スライドできる幅は何cmか
- フルスライドできるか(荷室のほぼ全体を引き出せるか)
- 何段階スライドできるか
- ロック機能が付いているか
これらを確認しておきましょう。
スライドフロアを選ぶ際の注意点
スライドフロアを選ぶ際は以下の3つに注意しましょう。
- 自宅まで発送してもらえるか営業所止めかチェックする
- 送料の有無を確認しておく
- 保証の有無を確認しておく
自宅まで発送してもらえるか営業所止めかチェックする
スライドフロアはネットで購入する場合がほとんどです。
しかし、重量が重いため、自宅まで発送してもらえず、営業所止めとなるケースが多いです。
最寄りの営業所まで取りに行くことになるかもしれないため、配送について確認しておきましょう。
送料の有無を確認しておく
購入金額が送料込みの値段なのか、スライドフロアのみの金額なのかも確認しておきましょう。
重量があるため、送料のみで1万円を超えることも少なくありません。
予算と照らし合わせながら購入を検討しましょう。
保証の有無を確認しておく
10万円を超える買い物になることもありますが、現物を確認したり、試用したりできないため、失敗したくないものです。
特にDIYで製作している商品だと、保証が効かないこともあります。製造元がしっかりしていれば、強度や品質に自信があるため、一定期間の保証をつけていることが多いです。
その場合は保証の有無を確認しておきましょう。
まとめ:用途にあったスライドフロアを選ぼう!
市販されているスライドフロアにはさまざまな種類があり、金額、強度などに違いがあります。
仕事や趣味の相棒となることでしょう。
本記事がスライドフロア選びの参考になれば幸いです。
KTP-スライドフロアは溶接加工で高強度!
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黒を基調としたフレームは、強度だけでなく見栄えも綺麗です。ベッドキットとの併用も可能です。
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